影の日記

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ファトワー Fatwa

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1979年2月1日ホメイニー師、亡命先のフランスからイランに帰国
1979年11月4日イラン、アメリカ大使館人質事件Iran hostage crisis
1996年12月17日ペルー、日本大使公邸占拠事件

 表題のファトワーFatwaは、書籍「悪魔の詩(Satanic Verses)」の著者のラシュディ、及び、発行に関わった者などに対する死刑宣告としてイランの最高指導者ホメイニー師が出した時に、実際日本語訳に携わった筑波大学助教五十嵐一氏が暗殺されてしまったことで驚愕したのを覚えています。因みに、ファトワーは、発した人以外は撤回できないと言われているので今でも有効かもしれません。何故かと言うと1989年2月14日にホメイニー師がファトワーを発しましたが、1989年6月3日にホメイニー師はファトワーを撤回することなく死去されてしまいました。お陰で世界中で「マジかよー」になってしまいました。今現在米国トランプ政権がイラン核合意に不審な原因は、ホメイニー師によるイランのイスラム革命がトラウマになっていると思います。ベトナム戦争で敗退したアメリカが、南ベトナムで解放民族戦線にアメリカ大使館を占拠された事件に続き、イランのパーレビ体制(現在はパフラヴィーと言うらしい)を倒したイスラム革命後にアメリカ大使館占拠人質事件が発生して屈辱を味わったことだと思います。外交関係に関するウィーン条約によって大使館は、守られるべきものと言われています。まさか大使館が占拠されるとは普通は考えませんが、意外とアメリカ大使館は目の敵にされてます。日本も特定アジア地域で目の敵にされてますよね。さらに、イランについてはイスラム革命前にホメイニー師はフランスに亡命していました。なので、イスラム革命後イランに帰国したこともあり、イラン及び中東地域にフランスやEUの関与が歴史的に続いていることもアメリカの反感を買う一因となってます。外交も一種の戦争であり、戦略なので日本も効果的に行う必要がありますよね。

{補足。イスラム教にとって神アッラー預言者ムハンマド聖典コーランは、神聖不可侵な存在なので、冒涜してはいけません。悪魔の詩(Satanic Verses)は、ムスリムにとっては唾棄すべき書籍だったのでした。}

日本もペルーで日本大使館武装組織によって占拠・人質事件があったことを覚えているでしょうか。日系のフジモリ大統領の時、よりによって天皇誕生日祝賀レセプションを狙われてしまったのです。当時日本で人質解放に向けて多くの論争がありました。結局、現地のペルーが特殊部隊を派遣して強行突破を敢行してしまいました。犯人達と交渉しながら、時間を掛けて大使館への地下道を作り特殊部隊が侵入できる段取りを行っていたようです。

Le Couple「ひだまりの詩 」いい曲ですよね。1997年リリース。

 

イランアメリカ大使館人質事件Iran hostage crisis

 

在ペルー日本大使公邸占拠事件で特殊部隊が公邸に突入