【Linux環境】
現在使用しているCentOS7は使い勝手が悪い(個人的に必要なアプリが古い)ので、Fedoraを愛用してます。しかし、Rhel8がFedora28をベースになっているのを考えると(環境が比較的新しい状況なので)CentOS8を積極的に活用していこうかなと思いましたが、CentOS8は、まだ色々と発展途上のなのでFedoraをメインしつつ勉強していきます。
今個人的に使用しているPCはMulti Bootになってます。Windows10、Fedora30、CentOS7を入れてますが、現在試しに使用しているRhel8Betaをどうするか思案してました。Rhel8Betaは8.1にUpdateしたのですが、Redhatからサブスクリプションを更新しないとBetaも使用できないとメールが届いたので、CentOS8を入れるパーティションは残してあったのですが、面倒なことは割愛したいのでRhel8BetaをCentOS8に入れ替えることにしました。
【UEFI環境】
PC環境ですが、BIOSはUEFIになってます。BIOS時代とは異なるUEFI環境を知っておくことは重要です。特にCPUも64bit時代になりOSも64bit全盛になりました。Windows10もしかりです。UEFI環境では、Boot Loaderを起動するUEFIのBoot ManagerにOSを起動するエントリーを登録する必要があります。勿論WindowsにしてもLinuxにしてもOSのインストーラが自動的にUEFIのBootManagerに各OSのエントリーを登録してくれるのですが、Multi Boot環境ではその仕組みを理解しておくことがトラブル回避に必要です。CentOS6では、インストール時にブートローダー編集画面が表示され、好みのラベル(名称)に変更できるのですが、CentOS7以降Fedoraもインストーラーにブートローダー編集画面はなく自動的にエントリー・ラベルが決まってしまいます。Fedoraで別のバージョンをインストールした時に、FedoraをインストールしたHDD(ハードディスク)自体が別々であったのに、(ブートローダーも別々です)BootManagerのエントリー名称が同一になってしまい最初に入れていたブート・エントリーが最新のFedoraのみとなって旧Fedoraが起動できないことになって驚愕してしまいました。その時は最新のFedoraをCentOS6に入れ替え、旧Fedoraも入れ直すことになりました。実はその時に【efibootmgr】の存在を知っていれば、無くなったエントリーを別名で修復できたと思います。今回CentOS8をインストールするにあたって事前にCentOS7のエントリー名称を【efibootmgr】を使用して変更できたので(Redhat系ではエントリーを新規に作成し旧エントリーを削除しないと元のエントリーのままでした)ブート・エントリーが紛失する状況は回避できたと思います。備えあれば患いなしなので、色々学習することがトラブル回避には必要です。勿論色々失敗があって、なんとかPCのMulti環境を維持している感じです。無償Linuxは有難いことで非常に役立つOSなのですが、使い勝手や癖を習得することもLinuxとのお付き合いには欠かせません(恋人との付き合いも同様ですが~)。皆様もLinuxでPC環境を謳歌しているものと思いますが、くれぐれも御用心してください(言わずもがなですよね)。
☆☆☆追伸☆☆☆
CentOS8とCentOS8Streamは同一のディスクにインストールは出来ませんでした。BOOT/EFIが両方共CENTOSになっていますので、後からインストールしたCentOSのインストーラーが上書きしてしまい、マルチブートは出来ませんでした。
☆☆☆追伸☆☆☆
【CentOS8Stream】
今回CentOS8にはCentOS8Streamバージョンがあり、CentOS8Streamは8GB越えでダウンロードした容量は8.5GB以下でしたが、DVD-R2層にはイメージを焼くには大きすぎるとPCから案内されISOファイルは断念しました。しかし、CentOS8もCentOS8Streamもboot.isoがあるのでboot.isoからCentOS8Streamをネットワークインストールしてみました。
実はCentOS8リリース日前にミラーサイトを辿ってみたらダウンロードできるISOファイルを発見しリリース前にインストールしてみましたが、再起動後当然認証できずリポジトリも無効になってました。結局CentOS8リリース後に改めて再インストールすることになりました。
CentOS8ー>CentOS8ー>CentOS8Streamー>CentOS8と4回インストールです。
【Boot.ISOからネットワーク・インストールCentOS8Stream編】
CentOSのサイトへ行く
Get CentOS Nowをクリックしてalternative downloadsをクリックする
ミラーサイトが表示される。StreamのミラーサイトはISOファイルなので8のミラーサイトをクリックする
ご自分の好きなミラーサイトを選択する
CentOS8のisoファイルの最上部にあるParent DirectoryをクリックしてCentOSバージョン一覧が表示されるまでParent Directoryをクリックする
CentOSのバージョン一覧が表示されたら下のページへ捲る
ページを下って8-Streamをクリックする
ここでisosをクリックしてCPUがintel系ならX86_64へ行きboot.isoをダウンロードしておく。ネットワーク・インストールでソースの参照先を入力するために、BaseOSをクリックする
BaseOSでCPUがintel系ならX86_64をクリックしてOSをクリックする
ここがネットワーク・インストールソースの参照先となりますので、ブラウザのURLを大文字・小文字そのままメモする
CentOSのISOをブートするとインストールソース先を尋ねられるので先ほどメモしたURLの参照先を「ネットワーク上」の入力欄へ入力してください。メモしたURLを入力したら完了をクリックする。
参照先URLが正しければ、ソフトウェア選択画面が表示でき、ご自分の環境にあったソフトを選択し完了をクリックするとソースのダウンロードが始まりCentOSのインストールを進めていくことができます。
以上ネットワーク・インストールの簡単報告です。ご自分の環境にあったLinuxをBuildしてください。
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