2020年12月8日The CentOS Project、CentOS8は2021年で終了と発表
【CentOS Stream】
「CentOS Linux 8」は2021年に終了する模様。でCentOS8が2019年にリリースと同時にリリースされた「CentOS Stream」がCentOS Projectの開発主体になるようですね。CentOS8がリリースされた時に収録ソフトに違和感を感じていた影は、IBMに巨額な額で買収されたRedHatの位置付けに不安を覚えていました。IBMも巨額な金額で買収したからには、その価格に見合う収益を上げなければなりません。そう考えるとRedHatクローンのCentOSの存在はRHEL(RedHat Enterprise Linux)の販売の足枷になっていると考えてしまいます。CentOSの存在は、あくまでも開発用で運用していきたいのでしょうか?。影的には、CentOS Sreamとして残して頂けるだけでもありがたいと思います。身近に利用できるLinuxの存在は、重要でLinuxの裾野を良い意味で広げるのに役立つと思います。特にサーバーやプログラミングを学べる環境を簡便に構築できるディストリビューションの存在は、若く優秀な人々に朗報なので、今後も引き続きCentOS Projectが永続することを願っております。
【Fedora media writer】
Fedora media writerは、Fedora関連のディストリビューションのISOファイルをUSBメモリに焼付けるアプリです。USBメモリは、大容量・低価格になっていて予算で容量を選ぶことができます。一般的に利用されていたISO用メディアであるDVDでは2層でも約8GB位なので、現在のCentOS Stream約9GBのISOを焼くには、役不足ですよね。さらにUSBは規格にもりますが、読み書きの速度もDVDに比べると高速です。そう言う意味で、今後のOSインストールは、USBメモリが主役になっていくと思います。
Fedoraには、Fedora media writerは収録されていて
dnf search mediawriter
と検索すれば表示されます。必要ならインストールしましょう。
Windows用もMac用も当然御座います。以下のサイトを御覧ください。
【Fedora Workstation のダウンロード】←Fedoraのダウンロードサイトに
Fedora Media Writerがありますので興味のある方は御利用しましょう。
Fedora Media Writerはシステム管理にインストールされます。
影ご愛用のFedora Cinnamonは、下記の画像にあるように縦に3つの点をクリックするとSpinsの中に表示されます。
USBメモリを挿して Create Live USBをクリックすると始まります。
今回影は、偶然にもCentOS Streamをインストールしようと思っていた矢先にCentOS8がThe End 終コンのニュースを目にして、USBメモリからのCentOS Streamのインストールと相成りました。当初は、以前CentOS8のインストール案内時のようにCentOS Streamのネットワーク・インストールをしたのですが、何故かワークステーションが無くサーバー(GUI)でインストールしたのですが、GNOME Desktopが表示されず端末起動となりました。これでは不便なので
【GNOME Desktopのインストール】
dnf -y group install "Server with GUI"
【ランレベル5のグラフィカルログインに変更】
systemctl set-default graphical.target
startxとコマンドを打ったものの、デスクトップが起動するまで起動メッセージが表示され続ける状態のため最初からCentOS StreamのISOから再インストールすることにしました。そんな理由で、USBメモリからのCentOS Streamのインストールを敢行してみました。ワークステーション(workstation)を選択してインストールすると起動メッセージも表示されることなく、無事にCentOS StreamのGNOME GUIが起動することができました。毎度のことながらOSのインストールは疲れます。
【USBメモリへのISO焼付】
事前にCentOS StreamのISOをフルダウンロード(約9GB)してFedora Media WriterでCustom imageを選択して「書き込み」をクリックします。その後rootのパスワード認証が要求されますのでパスワードを入力すればISOの焼付が開始されます。焼付完了後は、パソコンを再起動してUEFI(BIOS)からUSBメモリを選択すればインストールが開始されます。
【Frankie Laine - Rawhide】
Fedoraには、Rawhideバージョンがあります。ローリングリリースRolling Releaseと言われいて常に最新更新開発しているディトロ(Rolling Distribution)です。一方でFedoraに数字が付いた年2回の定期更新版は、ポイントリリースPoint Release distributionでFixed release distributionと言われている模様です。CentOS Streamは、どのような位置付けになるのか分かりませんが、CentOSは、今後CentOS Streamにバージョンナンバーが付く様ですね。赤帽エンジニアブログによると2021年には、CentOS Stream9がリリースされるみたい。CentOSも2年毎にリリースとなるのでしょうか。CentOSもFedora化して行くような感じですね。
ローハイドRawhideと言う西部劇のドラマが昔ありました。影がまだ、ガキだった頃、多分再放送を見ていたと思います。影は、クリント・イーストウッドClint Eastwoodが出演していたと知ったのは、高校生位になった頃かと思います。クリント・イーストウッドは、マカロニ・ウェスタン映画「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」がテレビで何度か放送された時に知りました。そして「ダーティハリーDirty Harry」シリーズでダーティハリーな人でドル箱スターになりましたね。
Dirty Harry